未来のための哲学講座 命題集 Propositions of great philosophers
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命題集(記事一覧)
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2018年7月20日金曜日
2.私たちの意識はびっこを引いて後についてゆき、僅かのものしか一挙には観察せず、その間他のものに関しては休憩している。これが、持続するものと、自我とを信じるようになる源泉である。(フリードリヒ・ニーチェ(1844-1900))
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意識と自我 【私たちの意識はびっこを引いて後についてゆき、僅かのものしか一挙には観察せず、その間他のものに関しては休憩している。これが、持続するものと、自我とを信じるようになる源泉である。(フリードリヒ・ニーチェ(1844-1900))】 (1) 私たちの意識はびっこを引...
8.生の問題は、思考可能なものとしては表明され得ず、また問い得ない。我々が未解決と感じるにもかかわらず、これが解答なのである。しかし、表明し得ぬもの、神秘的な何かが存在し、それは自らを示す。(ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン(1889-1951))
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表明し得ぬもの 【生の問題は、思考可能なものとしては表明され得ず、また問い得ない。我々が未解決と感じるにもかかわらず、これが解答なのである。しかし、表明し得ぬもの、神秘的な何かが存在し、それは自らを示す。(ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン(1889-1951))】 (1...
概念記法の目的と手法:隙間のない推論連鎖を、簡潔に見通しよく形式的に確保できるように、「計算のように少数の固定した形式のうちを動く」ような記法を考案すること。(ゴットロープ・フレーゲ(1848-1925))
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概念記法 【概念記法の目的と手法:隙間のない推論連鎖を、簡潔に見通しよく形式的に確保できるように、「計算のように少数の固定した形式のうちを動く」ような記法を考案すること。(ゴットロープ・フレーゲ(1848-1925))】 (c)すべての数学的証明を、(b)のみから隙間のな...
2018年7月19日木曜日
7.仮に、物理的な状況や、苦痛や憤慨などの情動、心理的な状況の詳細を記述し尽くしたとしても、「いかなる倫理的意味においても善または悪ではない」。(ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン(1889-1951))
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倫理学と心理的なもの 【仮に、物理的な状況や、苦痛や憤慨などの情動、心理的な状況の詳細を記述し尽くしたとしても、「いかなる倫理的意味においても善または悪ではない」。(ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン(1889-1951))】 (3.5.1)仮に、物理的な状況や、苦痛や...
概念記法の必要性について。(ゴットロープ・フレーゲ(1848-1925))
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概念記法の必要性 【概念記法の必要性について。(ゴットロープ・フレーゲ(1848-1925))】 概念記法の必要性。 (a)数学における推論に混乱が見られる。 (1)推論様式が、極めて多様に見える。 (2)非常に複雑な推論様式が、複数の単純な推論と等価なことがある...
2018年7月18日水曜日
命題の意味が真理値であることの理由。(ゴットロープ・フレーゲ(1848-1925))
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命題の意味が真理値であることの理由 【命題の意味が真理値であることの理由。(ゴットロープ・フレーゲ(1848-1925))】 (a) 命題の意味とは、同じ意味を持つ語の置き換えでも変化しないようなものである。 (b) 命題を構成する語の一部を、意味を持たない固有名で置き...
仮に君が、自分に起こった出来事を非難し、これに反抗し、また自己の使命を自覚せず、この宇宙の真理を何も理解せず、たとえ眠っていたとしても、やはり、この宇宙を支配している諸法則に従っているのだ。(マルクス・アウレーリウス(121-180))
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眠る者すら働き人 【仮に君が、自分に起こった出来事を非難し、これに反抗し、また自己の使命を自覚せず、この宇宙の真理を何も理解せず、たとえ眠っていたとしても、やはり、この宇宙を支配している諸法則に従っているのだ。(マルクス・アウレーリウス(121-180))】 (1) 我々...
2018年7月16日月曜日
1.自己意識の発生:(a)有機体の同化作用、(b)等しいもの、類似したものの発生、(c)持久する鏡の発生、(d)自己意識の発生。(フリードリヒ・ニーチェ(1844-1900))
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自己意識の発生 【自己意識の発生:(a)有機体の同化作用、(b)等しいもの、類似したものの発生、(c)持久する鏡の発生、(d)自己意識の発生。(フリードリヒ・ニーチェ(1844-1900))】 (1)間断のない変化における無条件的に異なったものは、「石の雨のように流れ落ち...
6.事実の叙述は、絶対的価値の判断ではあり得ない。しばしば価値表明は、特定の目的が暗黙で前提されており、その目的(価値)に対する手段としての相対的価値の判断である。(ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン(1889-1951))
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絶対的価値と相対的価値 【事実の叙述は、絶対的価値の判断ではあり得ない。しばしば価値表明は、特定の目的が暗黙で前提されており、その目的(価値)に対する手段としての相対的価値の判断である。(ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン(1889-1951))】 下記(1.3)の補足説...
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