1 問題
目標に向かって頑張っているとき、あなたも以下のような疑問や悩みを抱いたことはありませんか?この記事は、そんな私たちの心理メカニズムを解き明かしてくれます。
・「目標を立てても、つい自分を甘やかしてしまったり、逆に厳しく責めすぎて落ち込んでしまったりするのはなぜでしょうか?」
・「がんばった時の『自分へのご褒美』や、失敗した時の『反省・お仕置き』は、私たちのモチベーションにどのような影響を与えているのでしょうか?」
・「私たちは無意識のうちに『自分自身を裁く裁判官』になっています。その独自のルールや基準は、どのようにして作られているのでしょうか?」
2 用語集(ここで勉強できること)
この記事を通じて、以下の心理学的なキーワードとその働きについて学ぶことができます。
① 自己制御(Self-regulation)
目標を追求し達成するために、自分の行動やその結果(進歩)を評価し、コントロールしようとする一連のプロセスのこと。人生の初期段階から誰もが行っている基本的な働きです。
② 内的な判断者 / 報酬-罰の管理者
他人の目や社会のルールではなく、「自分自身で開発した独自の基準」を用いて自分の達成度を査定し、自分自身に判決を下す「自分の中のもう一人の自分」のことです。
③ 自己への報酬と罰
目標に向かってさらに前進するために、自分で自分に与えるもの。ケーキを買うなどの「物的な報酬」だけでなく、自分を褒める(自己賞賛)などの「心理的・社会的な報酬」、あるいは自分を非難するなどの「罰」が含まれます。
④ 自己評価の揺らぎ
自分の達成に対して「これでよい」と肯定的に感じて自信を持つこともあれば、否定的に感じて自信が持てなくなること。自分への働きかけがうまく機能しないケースの要因にもなります。
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