未来のための哲学講座 命題集 Propositions of great philosophers
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命題集(記事一覧)
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沢田允茂
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2020年4月1日水曜日
26.最広義の「記憶」には、生得的なもの(遺伝子、神経系、免疫系、その他の諸能力)も含まれるし、試行錯誤、問題解決、行為と選択による能動的な学習によって獲得された広大な領域も含まれる。(カール・ポパー(1902-1994))
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記憶の種類 【最広義の「記憶」には、生得的なもの(遺伝子、神経系、免疫系、その他の諸能力)も含まれるし、試行錯誤、問題解決、行為と選択による能動的な学習によって獲得された広大な領域も含まれる。(カール・ポパー(1902-1994))】 (1)保持時間に基づく記憶の分類 ...
2019年3月26日火曜日
25.世界1の中に符号化、具現化されているものだけが、世界3ではない。人間は、未だ世界1の中に具現化されていない世界3の対象を、把握したり理解したりすることができる。(カール・ポパー(1902-1994))
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世界1に具現化されていない世界3の存在 【世界1の中に符号化、具現化されているものだけが、世界3ではない。人間は、未だ世界1の中に具現化されていない世界3の対象を、把握したり理解したりすることができる。(カール・ポパー(1902-1994))】 「具現化されていない...
2018年11月19日月曜日
23.生命は、激烈な闘争と自然淘汰の結果として存在しているが、命をかけ暴力を使うことなく、試行し、誤りを排除できる方法が発現し、圧倒的な優位を獲得した。それは、人間の心と、文化(世界3)の発現である。(カール・ポパー(1902-1994))
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自然淘汰の結果としての心と文化 【生命は、激烈な闘争と自然淘汰の結果として存在しているが、命をかけ暴力を使うことなく、試行し、誤りを排除できる方法が発現し、圧倒的な優位を獲得した。それは、人間の心と、文化(世界3)の発現である。(カール・ポパー(1902-1994))】 ...
2018年11月18日日曜日
22.先行仮説を超える新しい問題を解決し、新しい予測を導出するような新しい仮説の自由な創造と、合理的批判、観察と実験による誤った仮説の消去という能動的方法により、仮説の「真理らしさ」が増大する。(カール・ポパー(1902-1994))
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「真理らしさ」の増大 【先行仮説を超える新しい問題を解決し、新しい予測を導出するような新しい仮説の自由な創造と、合理的批判、観察と実験による誤った仮説の消去という能動的方法により、仮説の「真理らしさ」が増大する。(カール・ポパー(1902-1994))】 (3.1.3.1...
2018年8月30日木曜日
11.数学や論理学が、世界1における人間の脳の進化と自然淘汰の産物だとしても、ある論理法則の「正誤」は、世界1に具現化されている対象物や、それと相互作用する世界2の集合体を超える、別の世界に属していると思われる。(カール・ポパー(1902-1994))
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物理法則と論理学の法則 【数学や論理学が、世界1における人間の脳の進化と自然淘汰の産物だとしても、ある論理法則の「正誤」は、世界1に具現化されている対象物や、それと相互作用する世界2の集合体を超える、別の世界に属していると思われる。(カール・ポパー(1902-1994))】 ...
2018年8月29日水曜日
10.数学とか論理学も、物理的世界における人間の脳の進化と自然淘汰の産物ではないのか。環境に適応する過程のなかで、言語が生まれ、思考が生まれ、適応的な推理のための性向的能力が習得されたのではないか。(カール・ポパー(1902-1994))
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物理法則と論理学の法則 【数学とか論理学も、物理的世界における人間の脳の進化と自然淘汰の産物ではないのか。環境に適応する過程のなかで、言語が生まれ、思考が生まれ、適応的な推理のための性向的能力が習得されたのではないか。(カール・ポパー(1902-1994))】 (b2.1...
2018年8月28日火曜日
数学とか論理学は、世界3に属しており、世界2との相互作用によって新たな世界3を生成する。世界3は、物理的世界の中で実現されつつも、独自の諸法則に従って生成される。コンピュータは、分かりやすい事例である。(カール・ポパー(1902-1994))
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物理法則と論理学の法則 【数学とか論理学は、世界3に属しており、世界2との相互作用によって新たな世界3を生成する。世界3は、物理的世界の中で実現されつつも、独自の諸法則に従って生成される。コンピュータは、分かりやすい事例である。(カール・ポパー(1902-1994))】 ...
2018年8月27日月曜日
8.心身問題のまとめ:徹底的唯物論、同一説(中枢状態説)、随伴現象論、汎心論。(カール・ポパー(1902-1994))
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心身問題のまとめ 【心身問題のまとめ:徹底的唯物論、同一説(中枢状態説)、随伴現象論、汎心論。(カール・ポパー(1902-1994))】 (c1)徹底的唯物論、(c2)同一説(中枢状態説)、(c3)随伴現象論(epiphenomenalism)などの考え方の違いにもかか...
2018年8月26日日曜日
7.言語は、世界1の基盤に支えられ、意識的、能動的な世界3の学習と探究を通じて、世界1との関係、他者との関係、自我の形成に強い作用を及ぼす。自我は、世界1、他者、世界3との能動的な相互作用の所産である。(カール・ポパー(1902-1994))
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言語と心身問題 【言語は、世界1の基盤に支えられ、意識的、能動的な世界3の学習と探究を通じて、世界1との関係、他者との関係、自我の形成に強い作用を及ぼす。自我は、世界1、他者、世界3との能動的な相互作用の所産である。(カール・ポパー(1902-1994))】 心身問題にお...
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