未来のための哲学講座 命題集 Propositions of great philosophers
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命題集(記事一覧)
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2019年8月25日日曜日
28.単なる信念である伝統的な意見も、人間の自然な要求や必要に関する諸事実を明らかにする。しかし信念は、人間の利己的な利害、諸感情、知性の錯綜物であり、それが真理であるかどうかは別問題である。(ジョン・スチュアート・ミル(1806-1873))
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伝統的な意見と、それに対立する意見 【単なる信念である伝統的な意見も、人間の自然な要求や必要に関する諸事実を明らかにする。しかし信念は、人間の利己的な利害、諸感情、知性の錯綜物であり、それが真理であるかどうかは別問題である。(ジョン・スチュアート・ミル(1806-1873))...
2019年8月24日土曜日
27.選ばれた優れた人たちは、普通の人たちの判断や意志の単なる代理人であってはならない。なぜなら、真理は常識に反して見えることもあり、多くの研究と思索を経なければ、理解できないような真理もあるからである。(ジョン・スチュアート・ミル(1806-1873))
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選ばれた優れた人たちの判断 【選ばれた優れた人たちは、普通の人たちの判断や意志の単なる代理人であってはならない。なぜなら、真理は常識に反して見えることもあり、多くの研究と思索を経なければ、理解できないような真理もあるからである。(ジョン・スチュアート・ミル(1806-1873...
2018年9月9日日曜日
18.ある理論が真理であることを示す実証的理由は、決して与え得ない。合理的な批判と、妥当な批判的理由を示すことで先行の理論が真でないことを示し、新しい理論がより真理に近づいていることを信じることができるだけである。(カール・ポパー(1902-1994))
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実証的理由と批判的理由 【ある理論が真理であることを示す実証的理由は、決して与え得ない。合理的な批判と、妥当な批判的理由を示すことで先行の理論が真でないことを示し、新しい理論がより真理に近づいていることを信じることができるだけである。(カール・ポパー(1902-1994))】...
2018年6月20日水曜日
02.論理法則は、基本的な諸法則に還元することが可能だが、それらは、何か「我々の本性及び外的事情」によって強制されているように思われる。(ゴットロープ・フレーゲ(1848-1925))
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真理と論理法則 【論理法則は、基本的な諸法則に還元することが可能だが、それらは、何か「我々の本性及び外的事情」によって強制されているように思われる。(ゴットロープ・フレーゲ(1848-1925))】 (a) 論理学は、いくつかの基本的な論理諸法則に還元することが可能である...
2018年6月19日火曜日
01.「真であることの法則」と論理法則は、人がそれを「真とみなす」かどうかの心理法則ではなく、何か動かしがたい永遠の基礎に依存しているに違いない。(ゴットロープ・フレーゲ(1848-1925))
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真理と論理法則 【「真であることの法則」と論理法則は、人がそれを「真とみなす」かどうかの心理法則ではなく、何か動かしがたい永遠の基礎に依存しているに違いない。(ゴットロープ・フレーゲ(1848-1925))】 (1) 論理法則は、「真とみなす」ことに関する心理法則ではない...
2018年4月11日水曜日
悟性の及ぶ範囲を広げようとすることも、また、意志に違いない。(ルネ・デカルト(1596-1650))
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悟性と意志 【悟性の及ぶ範囲を広げようとすることも、また、意志に違いない。(ルネ・デカルト(1596-1650))】 また、そもそも、私が理解すること、理解しようとすること、悟性の及ぶ範囲を広げようとすることも、意志に違いないのである。すなわち、「我々が真理を捉える...
認識の欠陥による不決定な状態は、程度の低い自由である。また、真と善を明晰に見たときの躊躇のない判断・選択は自由を減少させるものではない。悟性には到達し難い一層広い範囲にまで、意志は及び得る。これが自由意志であり、誤りと罪の原因でもある。(ルネ・デカルト(1596-1650))
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自由意志と誤り、罪 【認識の欠陥による不決定な状態は、程度の低い自由である。また、真と善を明晰に見たときの躊躇のない判断・選択は自由を減少させるものではない。悟性には到達し難い一層広い範囲にまで、意志は及び得る。これが自由意志であり、誤りと罪の原因でもある。(ルネ・デカルト(...
2018年4月6日金曜日
自分に欠けている真理を知ることが、悲しみをもたらし不利益であったとしても、それを知らないことよりもより大きな完全性である。(ルネ・デカルト(1596-1650))
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真理を知ることによる悲しみ 【自分に欠けている真理を知ることが、悲しみをもたらし不利益であったとしても、それを知らないことよりもより大きな完全性である。(ルネ・デカルト(1596-1650))】 もし、喜び自体が最高の善ならば、たとえ自分に欠けている善があったとしても、そ...
2018年1月22日月曜日
いかなる事においても発見せらるべき真理はただ一つしかないのであって、その真理を発見しうる人はいかなる人にもせよ、そのものについては人の知りうるかぎりを知るのである。(ルネ・デカルト(1596-1650))
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真理 【いかなる事においても発見せらるべき真理はただ一つしかないのであって、その真理を発見しうる人はいかなる人にもせよ、そのものについては人の知りうるかぎりを知るのである。(ルネ・デカルト(1596-1650))】 「いかなる事においても発見せらるべき真理はただ一つ...
2017年12月26日火曜日
02.私があるものであると、私が考えるであろう間は、確かに私は何ものかとして存在する。(ルネ・デカルト(1596-1650))
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我思う故に我あり 【私があるものであると、私が考えるであろう間は、確かに私は何ものかとして存在する。】 偽なるものに同意しないように用心する「私」が、確かに存在する。この私の存在も、疑うことができる。しかし、疑うことが、また確かに、私が存在していることを示す。このようにし...
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