未来のための哲学講座 命題集 Propositions of great philosophers
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命題集(記事一覧)
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2018年7月16日月曜日
6.事実の叙述は、絶対的価値の判断ではあり得ない。しばしば価値表明は、特定の目的が暗黙で前提されており、その目的(価値)に対する手段としての相対的価値の判断である。(ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン(1889-1951))
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絶対的価値と相対的価値 【事実の叙述は、絶対的価値の判断ではあり得ない。しばしば価値表明は、特定の目的が暗黙で前提されており、その目的(価値)に対する手段としての相対的価値の判断である。(ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン(1889-1951))】 下記(1.3)の補足説...
語、表現、文全体を相互に区別する三つの段階:(1)たかだか表象に関わる区分、(2)意義に関わる区分、(3)意味に関わる区分。(ゴットロープ・フレーゲ(1848-1925))
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表象、意義、意味の区分 【語、表現、文全体を相互に区別する三つの段階:(1)たかだか表象に関わる区分、(2)意義に関わる区分、(3)意味に関わる区分。(ゴットロープ・フレーゲ(1848-1925))】 さまざまな語、表現、文全体を相互に区別する三つの段階がある。 (1)...
あらゆる出来事はあたかも春の薔薇、夏の果実のごとく日常茶飯事であり、なじみ深いことなのだ。同様のことが病や死や讒謗や陰謀やすべて愚かな者を喜ばせたり悲しませたりする事柄についてもいえる。(マルクス・アウレーリウス(121-180))
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日常茶飯事 【あらゆる出来事はあたかも春の薔薇、夏の果実のごとく日常茶飯事であり、なじみ深いことなのだ。同様のことが病や死や讒謗や陰謀やすべて愚かな者を喜ばせたり悲しませたりする事柄についてもいえる。(マルクス・アウレーリウス(121-180))】 「あらゆる出来事は...
2018年7月15日日曜日
5.価値は、事実としての世界の中では表明し得ない。倫理的なものは、倫理法則や賞罰、行為の帰結とは関係がないが、好ましいものとして、または好ましくないものとして、行為そのものの中に存在する。(ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン(1889-1951))
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価値、倫理的なもの 【価値は、事実としての世界の中では表明し得ない。倫理的なものは、倫理法則や賞罰、行為の帰結とは関係がないが、好ましいものとして、または好ましくないものとして、行為そのものの中に存在する。(ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン(1889-1951))】 (...
思考を構成する言語と文法は、論理的なものと、表象や感情など心理的なものとの混合体である。これは、複数の異なる言語の比較から明確になる。また、純粋に論理的な形式言語や概念記法の有益性も教える。(ゴットロープ・フレーゲ(1848-1925))
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論理的なものと心理的なものの混合体 【思考を構成する言語と文法は、論理的なものと、表象や感情など心理的なものとの混合体である。これは、複数の異なる言語の比較から明確になる。また、純粋に論理的な形式言語や概念記法の有益性も教える。(ゴットロープ・フレーゲ(1848-1925))...
試みに、物事から一切の虚飾を剥ぎ取って、物自体として判然と認識してみよ。日常の信頼すべきもの、賞賛すべきもの、価値あるものが、いかに「取るに足らぬこと」であるかが分かるであろう。(マルクス・アウレーリウス(121-180))
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取るに足らぬこと 【試みに、物事から一切の虚飾を剥ぎ取って、物自体として判然と認識してみよ。日常の信頼すべきもの、賞賛すべきもの、価値あるものが、いかに「取るに足らぬこと」であるかが分かるであろう。(マルクス・アウレーリウス(121-180))】 (1) ある物事が、あま...
2018年7月13日金曜日
4.もし仮に、「世界」が私の論理と言語によってのみ知り得るのなら、間違いなく世界は私の世界である。しかしまた、この世界の内側から、これ以外には存在しない、と語ることもできない。(ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン(1889-1951))
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独我論について 【もし仮に、「世界」が私の論理と言語によってのみ知り得るのなら、間違いなく世界は私の世界である。しかしまた、この世界の内側から、これ以外には存在しない、と語ることもできない。(ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン(1889-1951))】 (1) 私以外のもの...
記号の意義、意味とは別に、記号に結合する表象がある。それは、対象の感覚的印象や、しばしば感情が浸透している内的、外的な行為の内的な像であり、個人ごとに異なり、移ろいやすい。(ゴットロープ・フレーゲ(1848-1925))
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記号に結合する表象 【記号の意義、意味とは別に、記号に結合する表象がある。それは、対象の感覚的印象や、しばしば感情が浸透している内的、外的な行為の内的な像であり、個人ごとに異なり、移ろいやすい。(ゴットロープ・フレーゲ(1848-1925))】 (1)記号の意義、意味と、...
思想の世界は(1)感覚ではなく思考力により把握され、(2)表象とは異なり真理値を持ち、(3)外的世界と同じように我々と独立に存在する。それは、(4)無時間的に存在しており、(5)創造されるというより、むしろ発見される。(ゴットロープ・フレーゲ(1848-1925))
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記号の意義(思想)を把握すること 【思想の世界は(1)感覚ではなく思考力により把握され、(2)表象とは異なり真理値を持ち、(3)外的世界と同じように我々と独立に存在する。それは、(4)無時間的に存在しており、(5)創造されるというより、むしろ発見される。(ゴットロープ・フレー...
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