未来のための哲学講座 命題集 Propositions of great philosophers
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命題集(記事一覧)
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2018年8月27日月曜日
量子力学の法則と、観測結果とを結びつける明確な理解に、私たちは未だ到達していない。観測過程を客観的な時間発展の結果として記述できるような法則の解明には、私たちの意識の理解が関わっていると思われる。(ロジャー・ペンローズ(1931-))
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量子力学と意識 【量子力学の法則と、観測結果とを結びつける明確な理解に、私たちは未だ到達していない。観測過程を客観的な時間発展の結果として記述できるような法則の解明には、私たちの意識の理解が関わっていると思われる。(ロジャー・ペンローズ(1931-))】 1.(U)波動関...
10.両方の海馬構造が損傷している患者は、顕在記憶を失っているが、意識経験があることは、自覚ある想起の証拠を必要としない心理認知テストで確認できる。(ベンジャミン・リベット(1916-2007))
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海馬を損傷した患者の意識経験 【両方の海馬構造が損傷している患者は、顕在記憶を失っているが、意識経験があることは、自覚ある想起の証拠を必要としない心理認知テストで確認できる。(ベンジャミン・リベット(1916-2007))】 (3)両方の海馬構造が損傷した患者の事例 ...
8.心身問題のまとめ:徹底的唯物論、同一説(中枢状態説)、随伴現象論、汎心論。(カール・ポパー(1902-1994))
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心身問題のまとめ 【心身問題のまとめ:徹底的唯物論、同一説(中枢状態説)、随伴現象論、汎心論。(カール・ポパー(1902-1994))】 (c1)徹底的唯物論、(c2)同一説(中枢状態説)、(c3)随伴現象論(epiphenomenalism)などの考え方の違いにもかか...
2018年8月26日日曜日
7.言語は、世界1の基盤に支えられ、意識的、能動的な世界3の学習と探究を通じて、世界1との関係、他者との関係、自我の形成に強い作用を及ぼす。自我は、世界1、他者、世界3との能動的な相互作用の所産である。(カール・ポパー(1902-1994))
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言語と心身問題 【言語は、世界1の基盤に支えられ、意識的、能動的な世界3の学習と探究を通じて、世界1との関係、他者との関係、自我の形成に強い作用を及ぼす。自我は、世界1、他者、世界3との能動的な相互作用の所産である。(カール・ポパー(1902-1994))】 心身問題にお...
2018年8月20日月曜日
模倣は、個人と個人を感情的に通じあわせるものであり、それはミラーニューロンが実現していると思われる。また模倣は、自閉症児に社会的問題を克服させる非常に有効な方法かもしれない。(マルコ・イアコボーニ(1960-))
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模倣と自閉症 【模倣は、個人と個人を感情的に通じあわせるものであり、それはミラーニューロンが実現していると思われる。また模倣は、自閉症児に社会的問題を克服させる非常に有効な方法かもしれない。(マルコ・イアコボーニ(1960-))】 次の事実が存在する。 (a)セラピス...
眼を閉じて手に書かれた7や、聴覚からの情報も、数字を想起して視覚化すると色が見える。7の数字そのものに赤色があり、黒地に白の数字だと赤がはっきりする。また、緑の数字だと緑と赤が同時に見える。(ヴィラヤヌル・S・ラマチャンドラン(1951-))
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共感覚 【眼を閉じて手に書かれた7や、聴覚からの情報も、数字を想起して視覚化すると色が見える。7の数字そのものに赤色があり、黒地に白の数字だと赤がはっきりする。また、緑の数字だと緑と赤が同時に見える。(ヴィラヤヌル・S・ラマチャンドラン(1951-))】 『「だいじ...
26.社会的情動のうち支配と従順も、人間のコミュニティにおいて不可欠な役割を果たすとともに、同時にまた、集団全体の破滅を早めてしまうようなネガティブな作用を及ぼすこともある。(アントニオ・ダマシオ(1944-))
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社会的情動、支配と従順 【社会的情動のうち支配と従順も、人間のコミュニティにおいて不可欠な役割を果たすとともに、同時にまた、集団全体の破滅を早めてしまうようなネガティブな作用を及ぼすこともある。(アントニオ・ダマシオ(1944-))】 「そして、取り組むべきもう一つ別...
9.意識経験を生み出す0.5秒間の脳の活性化は、海馬が媒介する顕在記憶や、非宣言的記憶や潜在記憶と同じものではない。すなわち、意識経験と記憶とは別の現象である。(ベンジャミン・リベット(1916-2007))
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意識経験と記憶 【意識経験を生み出す0.5秒間の脳の活性化は、海馬が媒介する顕在記憶や、非宣言的記憶や潜在記憶と同じものではない。すなわち、意識経験と記憶とは別の現象である。(ベンジャミン・リベット(1916-2007))】 (1)宣言記憶、顕在記憶 意識的な想起や報...
6.意識的思考が、世界1の諸法則に従いつつも、なぜ能動的に働き世界1に影響を与え得るように見えるのかを理解するのに、世界2が世界3を把握して新たな世界3を生成するという事実が、重要なヒントを与える。(カール・ポパー(1902-1994))
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世界3と心身問題 【意識的思考が、世界1の諸法則に従いつつも、なぜ能動的に働き世界1に影響を与え得るように見えるのかを理解するのに、世界2が世界3を把握して新たな世界3を生成するという事実が、重要なヒントを与える。(カール・ポパー(1902-1994))】 (a)世界2と...
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