未来のための哲学講座 命題集 Propositions of great philosophers
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命題集(記事一覧)
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2018年8月29日水曜日
12.意識感覚は瞬時に生み出されるとする仮説に反する諸事実:(a)両方の海馬を損傷している患者の意識経験 (b)遅延刺激によるマスキング効果、遡及性の促進効果 (c)2番目の遅延刺激による脱抑制効果(ベンジャミン・リベット(1916-2007))
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意識感覚は瞬時に生み出されるのか? 【意識感覚は瞬時に生み出されるとする仮説に反する諸事実:(a)両方の海馬を損傷している患者の意識経験 (b)遅延刺激によるマスキング効果、遡及性の促進効果 (c)2番目の遅延刺激による脱抑制効果(ベンジャミン・リベット(1916-2007)...
10.数学とか論理学も、物理的世界における人間の脳の進化と自然淘汰の産物ではないのか。環境に適応する過程のなかで、言語が生まれ、思考が生まれ、適応的な推理のための性向的能力が習得されたのではないか。(カール・ポパー(1902-1994))
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物理法則と論理学の法則 【数学とか論理学も、物理的世界における人間の脳の進化と自然淘汰の産物ではないのか。環境に適応する過程のなかで、言語が生まれ、思考が生まれ、適応的な推理のための性向的能力が習得されたのではないか。(カール・ポパー(1902-1994))】 (b2.1...
2018年8月28日火曜日
27.文化的環境、社会的環境は、情動の誘発に大きな影響を与える。逆に情動が、文化的構築物や人間集団の命の状態を評価し、それらの新たな生成、発展、改善において重要な役割を担っている。(アントニオ・ダマシオ(1944-))
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文化的環境、社会的環境と情動 【文化的環境、社会的環境は、情動の誘発に大きな影響を与える。逆に情動が、文化的構築物や人間集団の命の状態を評価し、それらの新たな生成、発展、改善において重要な役割を担っている。(アントニオ・ダマシオ(1944-))】 《情動の定義》感覚で与え...
(a)前意識状態における確率論的計算性 (b)自己調整性 (c)状態の非局所性 (d)前意識状態から意識への確定の計算不可能性 (e)時間の一方向に進む「意識の流れ」 (f)なお、500msのコヒーレント時間に関与するニューロン数は約1000個。(ロジャー・ペンローズ(1931-))
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意識に量子論が関係すると思われる理由 【(a)前意識状態における確率論的計算性 (b)自己調整性 (c)状態の非局所性 (d)前意識状態から意識への確定の計算不可能性 (e)時間の一方向に進む「意識の流れ」 (f)なお、500msのコヒーレント時間に関与するニューロン数は約1...
11.両側の海馬に損傷があると、単純遅延条件付けが可能なのに対して、痕跡条件付けは不可能になる。痕跡条件付けには、二つの刺激の時間的関係についての気づき経験と、それについての宣言的な記憶とが必要である。(ラリー・スクワイア(1941-))
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単純遅延条件付けと痕跡条件付け 【両側の海馬に損傷があると、単純遅延条件付けが可能なのに対して、痕跡条件付けは不可能になる。痕跡条件付けには、二つの刺激の時間的関係についての気づき経験と、それについての宣言的な記憶とが必要である。(ラリー・スクワイア(1941-))】 (...
数学とか論理学は、世界3に属しており、世界2との相互作用によって新たな世界3を生成する。世界3は、物理的世界の中で実現されつつも、独自の諸法則に従って生成される。コンピュータは、分かりやすい事例である。(カール・ポパー(1902-1994))
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物理法則と論理学の法則 【数学とか論理学は、世界3に属しており、世界2との相互作用によって新たな世界3を生成する。世界3は、物理的世界の中で実現されつつも、独自の諸法則に従って生成される。コンピュータは、分かりやすい事例である。(カール・ポパー(1902-1994))】 ...
2018年8月27日月曜日
量子力学の法則と、観測結果とを結びつける明確な理解に、私たちは未だ到達していない。観測過程を客観的な時間発展の結果として記述できるような法則の解明には、私たちの意識の理解が関わっていると思われる。(ロジャー・ペンローズ(1931-))
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量子力学と意識 【量子力学の法則と、観測結果とを結びつける明確な理解に、私たちは未だ到達していない。観測過程を客観的な時間発展の結果として記述できるような法則の解明には、私たちの意識の理解が関わっていると思われる。(ロジャー・ペンローズ(1931-))】 1.(U)波動関...
10.両方の海馬構造が損傷している患者は、顕在記憶を失っているが、意識経験があることは、自覚ある想起の証拠を必要としない心理認知テストで確認できる。(ベンジャミン・リベット(1916-2007))
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海馬を損傷した患者の意識経験 【両方の海馬構造が損傷している患者は、顕在記憶を失っているが、意識経験があることは、自覚ある想起の証拠を必要としない心理認知テストで確認できる。(ベンジャミン・リベット(1916-2007))】 (3)両方の海馬構造が損傷した患者の事例 ...
8.心身問題のまとめ:徹底的唯物論、同一説(中枢状態説)、随伴現象論、汎心論。(カール・ポパー(1902-1994))
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心身問題のまとめ 【心身問題のまとめ:徹底的唯物論、同一説(中枢状態説)、随伴現象論、汎心論。(カール・ポパー(1902-1994))】 (c1)徹底的唯物論、(c2)同一説(中枢状態説)、(c3)随伴現象論(epiphenomenalism)などの考え方の違いにもかか...
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