未来のための哲学講座 命題集 Propositions of great philosophers
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命題集(記事一覧)
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2020年4月8日水曜日
歴史の中に発見されるという「意味」は恣意的、偶然的、非科学的である。私たち自身が与える倫理的理念、目標設定によって初めて、歴史の「進歩」や「退歩」、いかに誤り、大きな犠牲を払って来たかなど、歴史に意味を読み込むことができる。(カール・ポパー(1902-1994))
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歴史の意味とは何か 【歴史の中に発見されるという「意味」は恣意的、偶然的、非科学的である。私たち自身が与える倫理的理念、目標設定によって初めて、歴史の「進歩」や「退歩」、いかに誤り、大きな犠牲を払って来たかなど、歴史に意味を読み込むことができる。(カール・ポパー(1902-1...
歴史に「意味」を与えるのは私たち自身である。例えば、永遠平和の理念は国際政治上の目標として承認されている。たとえ未だ厳しい現実と課題解決の困難さが存在しても、目標設定の価値を過小評価してはならない。(カール・ポパー(1902-1994))
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歴史の「意味」は存在するか? 【歴史に「意味」を与えるのは私たち自身である。例えば、永遠平和の理念は国際政治上の目標として承認されている。たとえ未だ厳しい現実と課題解決の困難さが存在しても、目標設定の価値を過小評価してはならない。(カール・ポパー(1902-1994))】 ...
生命は、単に、激烈な闘争と自然淘汰の結果として存在しているのではなく、環境世界への適応や様々な生命諸形態の案出において、何らかの能動的な問題解決、推測と誤謬の除去ともいえる方法で作用しているのではないか。(カール・ポパー(1902-1994))
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生命とは問題解決 【生命は、単に、激烈な闘争と自然淘汰の結果として存在しているのではなく、環境世界への適応や様々な生命諸形態の案出において、何らかの能動的な問題解決、推測と誤謬の除去ともいえる方法で作用しているのではないか。(カール・ポパー(1902-1994))】 ...
000_このサイトの利用方法(命題集)
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このサイトの利用方法 《改訂履歴》 2020/04/08 第1版 2020/04/20 第2版 「著作の日本語訳のオリジナル文章を添付しているのは、なぜですか?」を追加。 《目次》 1.著作名から調べる 2.人名から調べる 3.「命題集」というファイルは、...
2020年4月5日日曜日
無意識の精神機能におけるニューロン活動の持続時間は100ms以下である。このことは、意識されない問題解決のプロセスが極めて迅速に、効果的に進行できることを示唆している。(ベンジャミン・リベット(1916-2007))
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意識を伴わない精神機能 【無意識の精神機能におけるニューロン活動の持続時間は100ms以下である。このことは、意識されない問題解決のプロセスが極めて迅速に、効果的に進行できることを示唆している。(ベンジャミン・リベット(1916-2007))】 (d)追記。 意識現...
ピアノやバイオリンなどの楽器の演奏も、無意識のパフォーマンスの働きによるものに違いない。実際、個々の指を動かす意図を自覚していない、と演奏者たちは報告している。(ベンジャミン・リベット(1916-2007))
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意識を伴わない精神機能 【ピアノやバイオリンなどの楽器の演奏も、無意識のパフォーマンスの働きによるものに違いない。実際、個々の指を動かす意図を自覚していない、と演奏者たちは報告している。(ベンジャミン・リベット(1916-2007))】 (c)追記。 意識現象の発現の...
31.観察が「知識の源泉」であると主張する知識論は、誤りである。また、論理的思考、知的直観、知的想像力なども、重要なものではあるが、理論が真であることを約束してくれるわけではない。(カール・ポパー(1902-1994))
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理論は実証できない 【観察が「知識の源泉」であると主張する知識論は、誤りである。また、論理的思考、知的直観、知的想像力なども、重要なものではあるが、理論が真であることを約束してくれるわけではない。(カール・ポパー(1902-1994))】 (3.2)~(3.3)追記。 ...
2020年4月4日土曜日
話し始める過程、話の内容が、話が始まる前に既に無意識に起動され、準備されている。仮に、ある人が話す単語の一つ一つについてまず自覚してからでなければ話せないならば、一連の言葉を速やかに話すことが不可能になるだろう。(ベンジャミン・リベット(1916-2007))
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意識を伴わない精神機能 【話し始める過程、話の内容が、話が始まる前に既に無意識に起動され、準備されている。仮に、ある人が話す単語の一つ一つについてまず自覚してからでなければ話せないならば、一連の言葉を速やかに話すことが不可能になるだろう。(ベンジャミン・リベット(1916-2...
30.理論は、普遍的に成立する真理を探究し、真理は想像を超える未知の出来事を予測できる豊かさを持ち、経験の理解を助ける。予測は有用なだけでなく、偽なる理論を排除するために必要なものと考えられている。(カール・ポパー(1902-1994))
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道具主義的な計算規則と理論との違い 【理論は、普遍的に成立する真理を探究し、真理は想像を超える未知の出来事を予測できる豊かさを持ち、経験の理解を助ける。予測は有用なだけでなく、偽なる理論を排除するために必要なものと考えられている。(カール・ポパー(1902-1994))】 ...
29.形而上学的信念、宗教的信念、道徳的信念、科学的知識が「私の経験」から構築されると考える理論は誤っている。「私の」知識、信念は、それらが属する世界3との相互作用、能動的な学習と探究の成果の所産である。(カール・ポパー(1902-1994))
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世界3の所産としての自我 【形而上学的信念、宗教的信念、道徳的信念、科学的知識が「私の経験」から構築されると考える理論は誤っている。「私の」知識、信念は、それらが属する世界3との相互作用、能動的な学習と探究の成果の所産である。(カール・ポパー(1902-1994))】 (...
2020年4月3日金曜日
意識作用には、意識を伴わない「精神機能」、ニューロン活動が先行する。感覚だけではなく、意識を伴う思考や感情、情動、自発的な行為を促す意図、創造的なアイデア、問題の解決なども、同様であろう。(ベンジャミン・リベット(1916-2007))
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意識を伴わない精神機能 【意識作用には、意識を伴わない「精神機能」、ニューロン活動が先行する。感覚だけではなく、意識を伴う思考や感情、情動、自発的な行為を促す意図、創造的なアイデア、問題の解決なども、同様であろう。(ベンジャミン・リベット(1916-2007))】 意識現...
28.言語が、記述機能と論証機能を獲得し、世界3が創造されたことによって、自然選択によらない非遺伝的成長が可能となり、理性や人間の自由が創発された。(カール・ポパー(1902-1994))
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心身問題における言語の役割 【言語が、記述機能と論証機能を獲得し、世界3が創造されたことによって、自然選択によらない非遺伝的成長が可能となり、理性や人間の自由が創発された。(カール・ポパー(1902-1994))】 (4)追加記載 心身問題における言語の役割 言...
2020年4月2日木曜日
27.未だ世界1の形態あるいは世界2の形態をとってはいないが、私たちの思考過程と相互作用する自律的な世界3の対象が存在する。それは、自身の内的法則、制約、規則性を持ち、私たちの思考過程に決定的な影響を与える。(カール・ポパー(1902-1994))
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世界3の自律性 【未だ世界1の形態あるいは世界2の形態をとってはいないが、私たちの思考過程と相互作用する自律的な世界3の対象が存在する。それは、自身の内的法則、制約、規則性を持ち、私たちの思考過程に決定的な影響を与える。(カール・ポパー(1902-1994))】 (7)へ...
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