未来のための哲学講座 命題集 Propositions of great philosophers
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命題集(記事一覧)
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2020年9月3日木曜日
27.結果としての道徳:自己満足、自己浄化、復讐のための道徳、病気としての道徳、真の目的の誤解、自己隠匿、仮面としての道徳、偽善、自己弁護のための道徳、おのれの意志に他者を服従させようとする道徳。(フリードリヒ・ニーチェ(1844-1900))
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結果としての道徳 【結果としての道徳:自己満足、自己浄化、復讐のための道徳、病気としての道徳、真の目的の誤解、自己隠匿、仮面としての道徳、偽善、自己弁護のための道徳、おのれの意志に他者を服従させようとする道徳。(フリードリヒ・ニーチェ(1844-1900))】 (1)に追...
2020年6月8日月曜日
7.否定的および肯定的裁可によって社会性を維持するための諸感情を洗練してきた人類は、他者の感情と期待を表現する、より一般的な道徳記号を生成した。そして、道徳記号への違反と同調が、感情を喚起する。(ジョナサン・H・ターナー(1942-))
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道徳的記号化 【否定的および肯定的裁可によって社会性を維持するための諸感情を洗練してきた人類は、他者の感情と期待を表現する、より一般的な道徳記号を生成した。そして、道徳記号への違反と同調が、感情を喚起する。(ジョナサン・H・ターナー(1942-))】 (1.7)追記 ...
2020年5月31日日曜日
道徳的原則の基礎には根拠づけ不能な信念があり強制力がないとされるが,特定の権威,宗教的信条には依らず,理性と経験のみに基づいて全ての人が納得できない原則ならば,道徳的という分類からは強制的に排除されよう.(ディーター・ビルンバッハー(1946-))
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道徳的原則は強制力を持つか? 【道徳的原則の基礎には根拠づけ不能な信念があり強制力がないとされるが,特定の権威,宗教的信条には依らず,理性と経験のみに基づいて全ての人が納得できない原則ならば,道徳的という分類からは強制的に排除されよう.(ディーター・ビルンバッハー(1946-...
2020年5月18日月曜日
当該犯罪者と類似する潜在的犯罪を抑止するという前方視的な処罰理論と、応報または公正な報いのための後方視的な処罰理論に対して、人々は双方に理解を示すが、特定の事例では後者の理論に突き動かされる傾向がある。(スコット・M・ジェイムズ(19xx-))
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応報または公正な報いか、抑止か 【当該犯罪者と類似する潜在的犯罪を抑止するという前方視的な処罰理論と、応報または公正な報いのための後方視的な処罰理論に対して、人々は双方に理解を示すが、特定の事例では後者の理論に突き動かされる傾向がある。(スコット・M・ジェイムズ(19xx-)...
2020年5月10日日曜日
"道徳言明に特有の意味は、情動を表出するために言明されるところから生じる"とする情動主義は、道徳言明の真偽を問うことはできず、道徳的議論は単に効果的に相手の情動を喚起する心理戦とみなしてしまう。(大庭健(1946-2018))
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道徳の情動主義 【"道徳言明に特有の意味は、情動を表出するために言明されるところから生じる"とする情動主義は、道徳言明の真偽を問うことはできず、道徳的議論は単に効果的に相手の情動を喚起する心理戦とみなしてしまう。(大庭健(1946-2018))】 ...
2020年5月8日金曜日
集団間の衝突を激化させる6要因:(a)自集団の優先(b)独自の社会観,価値観,感情(c)独自の道徳観,約束事,伝統(d)独自の公正,正義観(e)利害や社会的力関係から歪みやすい諸信念(f)他者に与える危害の過小評価(ジョシュア・グリーン(19xx-))
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集団間の衝突を激化させる6要因 【集団間の衝突を激化させる6要因:(a)自集団の優先(b)独自の社会観,価値観,感情(c)独自の道徳観,約束事,伝統(d)独自の公正,正義観(e)利害や社会的力関係から歪みやすい諸信念(f)他者に与える危害の過小評価(ジョシュア・グリーン(19...
2020年4月14日火曜日
制定法は(a)受けいれられた社会的道徳(b)広範な道徳的理想の双方から、多くの点で影響を受け、その安定性の一部を道徳に依存する。立法や司法過程、制定法を補填する原則など多様な方法で、法は道徳を反映する。(ハーバート・ハート(1907-1992))
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法に対する道徳の影響 【制定法は(a)受けいれられた社会的道徳(b)広範な道徳的理想の双方から、多くの点で影響を受け、その安定性の一部を道徳に依存する。立法や司法過程、制定法を補填する原則など多様な方法で、法は道徳を反映する。(ハーバート・ハート(1907-1992))】 ...
2019年11月16日土曜日
道徳教育においては、(a)自らの判断を押しつけず、(b)学生の判断力の養成を目的に、(c)各教説に含まれる最良の真理に焦点を合わせ、(d)人類に影響を与え続けてきた主要な教説を材料として提供すること。(ジョン・スチュアート・ミル(1806-1873))
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道徳教育 【道徳教育においては、(a)自らの判断を押しつけず、(b)学生の判断力の養成を目的に、(c)各教説に含まれる最良の真理に焦点を合わせ、(d)人類に影響を与え続けてきた主要な教説を材料として提供すること。(ジョン・スチュアート・ミル(1806-1873))】 (...
2019年11月15日金曜日
戦争に伴う犯罪と苦痛を防ぐには、全ての市民が国際法を学び、自らの政府の行為に絶えず注意を払い、批判的な世論の形成が必要である。無関心で自分の意見を持たず、必要な抗議をしないことは誤っており害悪を生む。(ジョン・スチュアート・ミル(1806-1873))
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国際法の教育 【戦争に伴う犯罪と苦痛を防ぐには、全ての市民が国際法を学び、自らの政府の行為に絶えず注意を払い、批判的な世論の形成が必要である。無関心で自分の意見を持たず、必要な抗議をしないことは誤っており害悪を生む。(ジョン・スチュアート・ミル(1806-1873))】 ...
2019年7月19日金曜日
18.義務や正・不正を基礎づけるものは、特定の情念や感情ではなく、経験や理論に基づく理性による判断である。情念や感情には、慣習、教育、世論の制約があり、一般原理と論理による判断はその限界を超越し得る。(ジョン・スチュアート・ミル(1806-1873))
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道徳の基準の強制力の源泉 【義務や正・不正を基礎づけるものは、特定の情念や感情ではなく、経験や理論に基づく理性による判断である。情念や感情には、慣習、教育、世論の制約があり、一般原理と論理による判断はその限界を超越し得る。(ジョン・スチュアート・ミル(1806-1873))】...
2019年4月20日土曜日
8.理性による判断である義務や正・不正は、何らかの目的の連鎖と、行為が生み出す帰結によって評価される。究極的目的より導出されるはずの諸々の二次的目的・中間原理が、実践的には、より重要である。(ジョン・スチュアート・ミル(1806-1873))
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究極的目的と二次的目的 【理性による判断である義務や正・不正は、何らかの目的の連鎖と、行為が生み出す帰結によって評価される。究極的目的より導出されるはずの諸々の二次的目的・中間原理が、実践的には、より重要である。(ジョン・スチュアート・ミル(1806-1873))】 (b...
2018年11月18日日曜日
道徳や倫理的規準は、ルールではなく原理である。(ロナルド・ドゥオーキン(1931-2013))
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道徳や倫理的規準と、ルールと原理 【道徳や倫理的規準は、ルールではなく原理である。(ロナルド・ドゥオーキン(1931-2013))】 道徳や倫理的規準は、ルールではなく原理である。 参照: 論証における原理の作用の特徴:(a)特定の決定を必然的に導くことはない、(b...
2018年5月10日木曜日
14.ある感情を、他の感情によってどう制御し変化させるかについての研究は、道徳と政治に関することがらに特別に役だつ。想像力により感情が静められ、あるいは燃え立たされ、行動が抑制され、あるいは発動する。(フランシス・ベーコン(1561-1626))
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想像力と感情 【ある感情を、他の感情によってどう制御し変化させるかについての研究は、道徳と政治に関することがらに特別に役だつ。想像力により感情が静められ、あるいは燃え立たされ、行動が抑制され、あるいは発動する。(フランシス・ベーコン(1561-1626))】 想像力と感情...
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