未来のための哲学講座 命題集 Propositions of great philosophers
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命題集(記事一覧)
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2024年4月22日月曜日
24. 特別学習プログラム(ウォルター・ミシェル(1930-2018)
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特別学習プログラム(ウォルター・ミシェル(1930-2018) 「人々がしばしば不適応と判断される主な理由は、その人たちが出会う社会的・職業的要求に効果的に対処するために必要な行動様式をどのように実行するかを学ばなかったということであろう。 つまり、うまく役割を果たすために要求...
行動査定と行動変容の間の密接な関係は機能分析、つまり刺激条件の変化と選択された行動パターンの変化の間の密接な共変動の分析において最も明らかである(ウォルター・ミシェル(1930-2018)
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行動査定と行動変容の間の密接な関係は機能分析、つまり刺激条件の変化と選択された行動パターンの変化の間の密接な共変動の分析において最も明らかである(ウォルター・ミシェル(1930-2018) 「ある子どもの読書の問題が、視力の悪さによって引き起こされると仮定したら、矯正メガネや...
2024年4月21日日曜日
24. 人びとがどのように感じ、そして何をするかに影響をおよぼすのは、その不一致が減少できるかどうかについての彼らの期待である。 (チャールズ・カーバー、マイケル・シャイアー)ジョナサン・H・ターナー(1942-)
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人びとがどのように感じ、そして何をするかに影響をおよぼすのは、その不一致が減少できるかどうかについての彼らの期待である。 (チャールズ・カーバー、マイケル・シャイアー)ジョナサン・H・ターナー(1942-) 「カーバーとシャイアーは、感情が行動調整にとって重要であるとする考えに同...
2024年4月19日金曜日
29 約束することのできる動物を育成するというあの課題(フリードリヒ・ニーチェ(1844-1900)
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約束することのできる動物を育成するというあの課題(フリードリヒ・ニーチェ(1844-1900) 「まさにこれこそは《責任》の由来の永い歴史なのである。 約束することのできる動物を育成するというあの課題は、われわれがすでに理解したごとく、その条件や準備として、まずもって人間を或る程...
2024年4月17日水曜日
11. もし君が特定の個人を攻撃するばあい、その人物の祖国や家族や親類のことを悪くいってはならない。(フランチェスコ・グィッチャルディーニ(1483-1540)
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もし君が特定の個人を攻撃するばあい、その人物の祖国や家族や親類のことを悪くいってはならない。(フランチェスコ・グィッチャルディーニ(1483-1540) 「もしやむにやまれず、あるいは腹にすえかねて、どうしても他人にむかってひどいことを言わなければならないようなときには、すく...
2024年4月16日火曜日
16. ノーマル・アクシデント(高木仁三郎(1938-2000)
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ノーマル・アクシデント( 高木仁三郎(1938-2000) 「この種の事故のパターンが、なぜ現代の巨大システムには、現れやすいのか、ということが問題になる。この問いに対する答えには、エール大学の社会学者チェールズ・ペロウが示唆を与えてくれた。彼の著『 ノーマル・アクシデント ...
2024年4月15日月曜日
18. サプライサイド経済理論(ジョセフ・E・スティグリッツ(1943-)
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サプライサイド経済理論(ジョセフ・E・スティグリッツ(1943-) 「1980年代には、その前の10年間に発展したサプライサイド経済理論の影響下で、保守的なイデオロギーと特別利益団体に駆り立てられたアメリカの政策立案者たちが経済を自由化しはじめた。 さらに、国は最富裕層と資本収...
持続可能かつ公平な成長を取り戻す(ジョセフ・E・スティグリッツ(1943-)
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持続可能かつ公平な成長を取り戻す(ジョセフ・E・スティグリッツ(1943-) 「持続可能かつ公平な成長を取り戻す ①公共投資にもとづく成長政策。 トリクルダウン経済がうまく機能しない理由はすでに説明した。成長は自動的に万人に恩恵をもたらすわけではないが、貧困によって引き起こ...
新たな社会契約(ジョセフ・E・スティグリッツ(1943-)
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新たな社会契約(ジョセフ・E・スティグリッツ(1943-) 「新たな社会契約 ①労働者と市民の集団行動の支援。 ゲームのルールは各参加者の交渉力に影響を与える。アメリカがつくり出したルールは、資本家に対する労働者の交渉力を弱め、結果として彼らを苦しめてきた。雇用の不足とグロ...
完全雇用の回復と維持(ジョセフ・E・スティグリッツ(1943-)
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完全雇用の回復と維持(ジョセフ・E・スティグリッツ(1943-) 「完全雇用の回復と維持 ①完全雇用を平等に維持するための財政政策。」(中略)「 ②完全雇用を維持するための通貨政策と通貨制度。」(中略)「 ③貿易不均衡の是正」(中略)「 ④積極的な労働市場政策と社会保護...
富裕層以外の人々を支援する(ジョセフ・E・スティグリッツ(1943-)
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富裕層以外の人々を支援する(ジョセフ・E・スティグリッツ(1943-) 「富裕層以外の人々を支援する ①教育へのアクセス権の向上。 機会の形成を左右する最も大きな要因は、何と言っても教育へのアクセス権だ。わたしたちが進んできた方向(所得層別に分かれた住宅地、高等教育に対する...
税制改革(ジョセフ・E・スティグリッツ(1943-)
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税制改革(ジョセフ・E・スティグリッツ(1943-) ①所得税と法人税の累進性を高め、税制の抜け穴を減らす。 名目上、累進制度をとるアメリカの税制は、見かけよりもずっと累進性が低く、すでに述べたとおり、抜け穴と例外と免除と優遇であふれ返っている。本当の公平な税制というものは...
経済改革の7つの基本方針(ジョセフ・E・スティグリッツ(1943-)
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「経済改革の7つの基本方針 ①金融部門の抑制。 不平等拡大のかなりの部分は、金融セクターの行き過ぎと関連しているため、改革プログラムに着手する際、金融界から始めるのは自然な流れと言える。ドッド・フランク法は第一歩だが、あくまでも第一歩にすぎない。ここで、6つの緊急課題を述べ...
18. われわれが、これまでにはわれわれになかったものを受け取り、しかもそれを、それがわれわれに他からあたえられたものだという認識において受け取るということ、これが現実なのである。マルティン・ブーバー(1878-1965)
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われわれが、これまでにはわれわれになかったものを受け取り、しかもそれを、それがわれわれに他からあたえられたものだという認識において受け取るということ、これが現実なのである。マルティン・ブーバー(1878-1965) 「われわれが啓示と呼ぶところのものの永遠的な原現象(Ur...
2024年4月14日日曜日
23. 病院の職員は、その人たちの合理的かつ正常な行動を無視して、精神病院に入っている人は精神病に違いないと考えているようだった。ウォルター・ミシェル(1930-2018)
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病院の職員は、その人たちの合理的かつ正常な行動を無視して、精神病院に入っている人は精神病に違いないと考えているようだった。ウォルター・ミシェル(1930-2018) 「状況と社会的役割の影響力の劇的な描写は、発表時に多数の人にショックを与えた自然実験においてみることができる(R...
23. ヒギンズによれば、行為者は自らの自己概念と彼(彼女)の関連する自己指針の一致を維持しようと動機づけられる。一致が達成できないと、否定的感情が生じる。(E・トリー・ヒギンズ)ジョナサン・H・ターナー(1942-)
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ヒギンズによれば、行為者は自らの自己概念と彼(彼女)の関連する自己指針の一致を維持しようと動機づけられる。一致が達成できないと、否定的感情が生じる。(E・トリー・ヒギンズ)ジョナサン・H・ターナー(1942-) 「自己不一致理論の基礎的な着想は、情動がいずれか一つの自己状態の表象...
2024年4月10日水曜日
10. 言って利益になるか、どうしてもやむにやまれぬものでもないかぎり、人の悪口はぜっていにいってはならない。フランチェスコ・グィッチャルディーニ(1483-1540)
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言って利益になるか、どうしてもやむにやまれぬものでもないかぎり、人の悪口はぜっていにいってはならない。フランチェスコ・グィッチャルディーニ(1483-1540) 「君に害を与えるだけで、何の得にもならないことは、どんなこともしないように注意するがよい。 だから当人がいないとこ...
2024年4月9日火曜日
15. 機械同士や、機械と人間の間に相互作用が生じるという事情が、事態をより深刻化する(高木仁三郎(1938-2000)
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機械同士や、機械と人間の間に相互作用が生じるという事情が、事態をより深刻化する(高木仁三郎(1938-2000) 「これに加えて、機械同士や、機械と人間の間に相互作用が生じるという事情が、事態をより深刻化する。エール大学のペロウ教授がその著『Normal Accident』の中で...
2024年4月8日月曜日
17. ミルトン・フリードマンの研究(ジョセフ・E・スティグリッツ(1943-)
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ミルトン・フリードマンの研究(ジョセフ・E・スティグリッツ(1943-) 「本書の主要なテーマはふたつある。ひとつは、これまで思想の戦い――ほとんどの国民にとってどのような社会、どのような政策が最善なのかをめぐる――が続いてきたということで、 ふたつめは、その戦いにおいて、上...
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