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2022年4月4日月曜日

感情は、感情価と覚醒の度合いを2つの次元とする円環に配置できる。覚醒度中立の快である喜び、快だが覚醒度が下がる落ち着き、不快なら落ち込み、不快だか覚醒度中立の不機嫌、不快なまま覚醒度が上がると動揺、覚醒度高くて快なら高揚である。(ジェイムズ・A・ラッセル(1947-))

感情円環図

感情は、感情価と覚醒の度合いを2つの次元とする円環に配置できる。覚醒度中立の快である喜び、快だが覚醒度が下がる落ち着き、不快なら落ち込み、不快だか覚醒度中立の不機嫌、不快なまま覚醒度が上がると動揺、覚醒度高くて快なら高揚である。(ジェイムズ・A・ラッセル(1947-))












不快・覚醒度高い 快・覚醒度高い
(動転,動揺)    (高揚,興奮)
不快・覚醒度中立 快・覚醒度中立
(惨めさ,不機嫌)  (満足,喜び)
不快・覚醒度低い 快・覚醒度低い
(無気力,落込み)  (穏やか,落着き)
 
「心理学者のジェイムズ・A・ラッセルが考案した、気分を追跡する方法は、臨床医、教師、科学者 のあいだでよく知られている。彼は、「感情円環図」と呼ばれる二次元空間(図4.5のような円構造) 上の点として、その瞬間の気分を記述できることを示した。 ラッセルのこの二次元構造は、感情価と 覚醒の度合いを、原点からの距離で表わしている。」

(リサ・フェルドマン・バレット(1963-),『情動はこうしてつくられる』,第4章 情動の源泉,p.128,紀伊國屋書店 ,2019,高橋洋(訳))


情動はこうしてつくられる──脳の隠れた働きと構成主義的情動理論 [ リサ・フェルドマン・バレット ]





リサ・フェルドマン・
バレット(1963-)



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