道徳的な価値評価がまず第一に引き合いに出すのは《高級な人間》(あるいは世襲階級)《と低級なそれ》という区別である(フリードリヒ・ニーチェ(1844-1900)
道徳はまず第一に権力のある者たちの自己賛美であり、そして権力のない者たちに関しては軽蔑である。「善」と「悪」ではなくて、「高貴」と「卑俗」が根源的な感覚である。
《次いで》ようやく、そういう区別を示す《諸行為や諸固有性》が《高貴》と呼ばれ、そしてそれらと対立する諸行為や諸固有性が《卑俗》と呼ばれる。」
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