高貴であることのしるし。すなわち、われわれの義務を、すべての人間にたいする義務にまで引き下げようなどとはけっして考えないこと。(フリードリヒ・ニーチェ(1844-1900)
「高貴であることのしるし。すなわち、われわれの義務を、すべての人間にたいする義務にまで引き下げようなどとはけっして考えないこと。おのれ自身の責任を譲りわたすことを欲せず、分かちあうことをも欲しないこと。自己の特権とその行使を、自己の《義務》のうちに数えること。」
(フリードリヒ・ニーチェ(1844-1900)『善悪の彼岸』第九章 高貴とは何か、二七二、ニーチェ全集11 善悪の彼岸 道徳の系譜、p.329、[信太正三・1994])
(索引:高貴)