道徳論
【道徳論:精神の健康を回復し良好な状態を保持するため、意志と欲望に影響を及ぼし性格を変える方法は、習慣、鍛錬、習性、教育、模範、模倣、競争、交わり、友人、賞賛、非難、勧告、名声、おきて、書物、学問である。(フランシス・ベーコン(1561-1626))】「さて、次の論題は、われわれがそれを自由に支配することができ、しかもそれは意志と欲望に影響を及ぼして性格をかえるような力と作用を精神に対してもつものについてであるが、それらのもののうち、哲学者たちは、習慣、鍛錬、習性、教育、模範、模倣、競争、交わり、友人、賞賛、非難、勧告、名声、おきて、書物、学問をとり扱うべきであった。
というのは、これらは道徳論においてはっきりした効用のあるものであり、これらによって精神は影響と感化をうけるのであり、また、これらから、精神の健康と良好な状態を、人間の手でなおしうるかぎり、回復しあるいは保持するのに役だつような処方が調剤され書かれるからである。」
(フランシス・ベーコン(1561-1626)『学問の進歩』第二巻、二二・七、pp.294-295、[服部英次郎、多田英次・1974])
(索引:道徳論)
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(出典:wikipedia)

(フランシス・ベーコン(1561-1626)『学問の進歩』第一巻、八・六、pp.109-110、[服部英次郎、多田英次・1974])(索引:学問の船)
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