1 問題(何が問題なのか?)
この記事を読むことで、あなたは以下の問題について深く考えることになります。
・私たちは本当に「自由」なのか?自由を守るために何を放棄し、どこまでなら妥協できるのでしょうか?
・社会のルールや同調圧力(空気を読むこと)は、私たちの個性や才能を押し潰し、「凡庸」へと導いていないでしょうか?
・国家や他者が個人の生き方に干渉することは、「あなたのため」であっても罪になるのではないでしょうか?
2 用語集(ここで勉強できること)
本記事では、近代自由主義の根幹をなす以下の重要な概念を学ぶことができます。
・消極的自由(〜からの自由 / liberty from)
他者や権力から干渉されたり、強制されたりしない状態のこと。「移動はするが認識できる境界線を越えて干渉を受けない」範囲。
・集団的凡庸 (collective mediocrity)
慣習の重圧や画一性により、多様性や天才性が打ち砕かれ、社会全体が凡庸になってしまう状態。ミルが最も恐れた社会の姿。
・思想の自由市場
多様な考えや意見が自由に交換され、競争する場。この自由がないと真理は現れず、社会の進歩が止まるとされます。
・夜警国家
国家や法律の役割を、個人の自由を守るため(個人間の衝突を防止するため)の最小限(夜警や交通巡査)に限定すべきだとする考え方。
・自然法の原理・自然権の原理
人間が生まれながらにして持っている、国家の法律よりも優先されるべき絶対的な正義や権利。
・功利の原理
「最大多数の最大幸福」を追求する考え方。自由の範囲を定めるための一つの基準として挙げられています。
https://sententiarum2.blogspot.com/2019/11/ab1909-1997.html